面積は0.75haで、1987年にベルナールが植えた畑です。
ビオレスとサブレの川の近くのVDPのエリアの畑です。
ジゴンダス村の南に位置し、土壌は粘土と石灰岩です。
カラドックは、グルナッシュとコットの交配種で、マルセロンと同じ時代に造られた葡萄で、グルナッシュとコットの交配種です。
A.C.ローヌでは認められていません。
2011年に植えました。
タンニンや色をもたらします。
マルセロンは小粒で病気に強い品種です。
収穫量は90hl/haまで認められていますが、その半分の45hl/haまで抑えています。
すべて手摘みで収穫し、除梗はしません。
VDPには集約感を持たせたくないので、10日間に限って発酵します(‘14年に限ってさらに4〜5日少ない)。
熟成はコンクリートタンクで12ヶ月行います。
フィルターはかけず、ファイニングもしていません。
紫がかった輝きのあるルビーレッド。
熟したプラムやカシスのはなやかな香りがあります。
口当りはなめらかで凝縮された果実味とスパイスが感じられます。
果実味に負けないしっかりとしたタンニンが感じられるパワフルなワインです。
グルナッシュが加わったことで、ローヌの地酒として楽しめるスタイルとなりました。
ダミアンは、「VdPにしては良すぎるんじゃないの?」ときさくに話していました。
■Information ●生産国 フランス ●地域 コート・デュ・ローヌ地方 / ●ブドウ品種 グルナッシュ40%、マルセロン25%、カラドック25%、シラー10% / 平均樹齢:35年 ●タイプ 赤・フルボディ・辛口 ●醸造・熟成 熟成:コンクリートタンク、12ヶ月 ●内容量 750ml ●オーガニック等の情報 リュット・レゾネ ●コンクール入賞歴 ●ワイン専門誌評価 「デスコルチャドス2017」で90点 ワイン・スペクテーター得点: ワイン・アドヴォケイト得点: ●保存方法 直射日光、振動を避けて、18℃以下の場所で保管してください。
●備考 【*ご注文の前にご確認ください*】 ●商品画像のラベルに表示されたヴィンテージと商品名が異なる場合は商品名のヴィンテージとなります。
また、ラベルデザインは予告なく変更になる場合がございます。
●ヴィンテージは、輸入元の諸事情によりヴィンテージが切り替わることがございます。
商品名とは異なるヴィンテージになった場合、2,000円未満のワインにつきましては変更後のヴィンテージを発送致しますので予めご了承ください。
2,000円以上のワインはヴィンテージ変更の連絡をいたします。
商品画像のボトルに記載されたヴィンテージとは異なる場合がございます。
●注文個数によりお届け日が変わることがあります。
●通常2〜3営業日で出荷致します。
土日祝祭日、臨時休業を除きます。
●輸入元 (株)稲葉E.A.R.L. BurleE.A.R.L. ビュルル 3世代に渡り伝統的なワイン造りをおこなう秀逸なワイン! エドモン・ビュルルは2004年10月に他界しました。
エドモンには3人の息子がおり、次男フローランと三男ダミアンがドメーヌを継ぎました。
フローランは‘95年から畑作業を中心に、ダミアンは’97年から醸造を中心に働いていました。
残念ながらエドモンが亡くなってからワインの品質は低下し、弊社も‘04年はジゴンダスしか購入しませんでした。
このことが2人に危機感を与え、また家を出ていた長男ベルナールも彼らのことが気がかりで、2人に畑の管理方法を教えるなど、3人でビュルルのワインを復活させることに取り組みました。
エドモンの時代には時間がなく出来ていなかった畑仕事をおこない、エノロジストのアドヴァイスも聞くようにし、その結果エドモン以上の品質となりました。
フローランとダミアンは、「父の個性は尊重しているし、目指している所は一緒だと思うが、父とは違う個性を発揮したい。
」と、目を輝かせ生き生きと語っています。
良い品質のワインを造るためのポイントとしては、除梗をしない、長いマセラシオンを行う、完熟した葡萄の収穫をあげています。
葡萄栽培については、以下のようなこだわりを持っています。
畑の土を耕し、地中深くまで葡萄の根が伸びるようにして、乾燥への耐久性を高め、深層部から養分を吸収するようにします。
鍬入れをすることで微生物の数を減らすことなく、土壌の通気を良くすることが出来ます。
化学肥料は一切使用せず、潰した葡萄の枝などを使用したオーガニックの堆肥を撒きます。
カビ等の病害対策にはボルドー液と硫黄だけを使います。
1本の枝に対して芽は2つしか残しません。
葡萄の葉がよく育ち、風通しがよくなるように葡萄樹を高めに仕立てます。
光合成を行い、糖分を生成する器官である葉を育てることで葡萄の実が最大限に熟し、また風通しをよくして湿気による腐敗を防ぎます。
5月にエパンプラージュ(胴吹きした芽を取り除く作業)、8月の終わりにグリーンハーベストを行います。
日当たりの悪い場所についている葡萄は完熟しないので取り除きます。
収穫を制限して品質の高い葡萄を育ます。
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